マンションの騒音問題をあなどってはいけません。

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新築したマンションを購入して早7年。
細かい事を言えば切りがありませんが耐震、防火、騒音など当時の建築技術をふんだんに取り入れたマンションを購入しました。

今となっては当たり前ではありますが、当時はハイグレードとして詠われていた2重天井・2重床（200mm以上のコンクリートスラブを用いた防音システム）を私が購入したマンションは標準装備であり、マンションの最大の争点である防音に信頼をおけたのでこの物件に決定をしました。

しかし、購入後5年が経った時、2つ上の階のご夫婦に赤ちゃんが誕生しました。
その年はもちろん騒音はナシ。

しかし、年が経つにつれ物音が聞こえ始める。
さらにそのご夫婦、翌々年には双子を出産。

この双子が歩けるようになる頃から騒音が気になり始めました。

朝の7時頃からドンドンドン、バタバタバタ。
夜も19時位から同じように走り回る音が。

初めは1つ上の階の騒音だと思いビルのメンテナンス会社に問い合わせては見ましたが、その階にはお年を召したご夫人の一人暮らし。

そこで他の部屋か？とも思いましたが隣・下の階の方々も女性の一人暮らし。さらに私の部屋の2つ真上に住んでいる人は私の友人。

しかし、この友人も最近の騒音に悩まされていると聞きました。

いろいろ調べた結果、その友人の部屋の隣の家族が原因だと知りました。2重床で2重天井。真下、真上の階の騒音も気にならないはずの防音システム。
これ、全然無意味でした。

結局真上でもない2つも上の階の騒音に悩まされていたのです。

聞く所によるとわたしの下の階の各部屋の方々からも同じような騒音問題がメンテナンス会社に相談があり、結論かなりの広範囲の世帯にこの「音」が広がっていたそうです。

私もパンフレットに携わる者なので重々承知はしていたのですが、パンフレット等のスペックや謳い文句には本当に信じてはいけません。

そのことを分かっていてこのありさまなのですから…

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